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「本は私の道しるべ」 明日へ進む力をくれるブックガイド

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生き方や暮らしについて考える道しるべとなり、元気や勇気をくれたり、心を軽くしてくれたりする一冊の本。特に女性におすすめの本を、東海エリアの個性派書店にセレクトして頂きます。
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明日へ進む力をくれる、多彩な本をご紹介します。

日々の暮らしの中でのちょっとした疑問や、ライフステージのなかで遭遇する迷いや悩み事。支えや助けが欲しくなる機会は少なくありません。 そんなとき、私たち女性に寄り添い背中を押してくれるものって何でしょうか。 親しい友人や家族の言葉や意見はとても心強く感じるものですね。時には思いもよらないところからヒントを得られることもあるかもしれません。 そんなめぐりあいの一つとして、一冊の本を開いてみませんか。 時代や国や文化を超えた多様なメッセージが、きっとあなたの心に届きます。

SNS時代のいま、読みたい本

ネットやSNSでのマナーやプライバシーに関わるトラブル。 自分には関係ないと、他人事にしておくのは危険かもしれません。 なくてはならないコミュニケーションツールとなった今、私たちに求められるものとは何でしょうか。 岐阜県多治見市の「ひらく本屋 東文堂本店」店長の木野村直美さんが、「いまこの時代を生きる多くの人に読んでほしい」と手渡してくださった2冊をご紹介します。    ■ 『二番目の悪者』都合のよい嘘やうわさ話に惑わされて 一国の王になるために、根も葉もないうわさを流

気持ちをハッピーにしてくれる、飾っても素敵な「花の本」

道端に見つけた小さな花や、フラワーショップに並べられた花に、ふと心が動くことはありませんか。気温が高くなり初夏の気配も感じる5月は、サツキにバラなどさまざまな花が開く季節です。新生活の疲れを感じやすいこの時期に、花の本に癒しを求めてみませんか。 愛知県瀬戸市の「本・ひとしずく」の店主、田中綾さんに、とっておきの「花の本」を2冊紹介していただきました。 ■『花の辞典』持っているだけでうれしくなる、愛らしい辞典 国内外で活躍するフラワーデザイナー新井光史さんが手がけた『花の辞

心を開放してマイペースで臨みたい春におすすめの「出会いが楽しみになる本」

入学や入社などで新生活がスタートして、何かと環境の変化が多くなる春。慣れ親しんだ場所や人との別れもあるけれど、その分新たな出会いもあるはずです。期待と緊張感でいっぱいの毎日に読書でちょっとリラックスして、明日に向かうエネルギーをチャージしませんか。 「出会いが楽しみになる本」を、名古屋市金山にある書店「TOUTEN BOOKSTORE」の店主、古賀詩穂子さんにセレクトしていただきました。 ■『うちらきっとズッ友』多面的に描かれたリアルな人物が織りなす物語 今年ドラマ化され

寒い冬に心が温まる「長い夜にじっくり楽しみたい本」

日中はあたたかな陽気を感じる一方で夜は冷え込む、冬から春へと移り変わる時。残りわずかな冬を惜しむように、本を開いて心温まる夜を過ごしませんか。 「長い夜にじっくり楽しみたい本」をテーマに、愛知県春日井市にある「古本屋かえりみち」の店主、池田望未さんにセレクトしていただきました。 一日の頑張りを癒すような、ゆるやかで味わい深い2冊です。 ■『あすは きっと』幼い孫に語りかけるように綴られた絵本 ニューヨーク在住の劇作家である著者が、自分の未来に対して疑問を抱いている2歳の

参考にできて、モヤモヤも晴れる!「はじめる時に読みたい本」

新しい年を迎えて何か新しいことに取り組んでみようと考えている人、新年度から新しい生活を始める予定の人もいますよね。 新たな出会いに期待がふくらむ一方、未知の世界に不安を感じることもあるはず。そんなとき、一冊の本が参考になったり、気持ちを支えてくれたりすることがあるかもしれませんよ。 「はじめる時に読みたい本」としておすすめの2冊を、三重県伊勢市にある書店「散策舎」代表の加藤優さんにセレクトして頂きました。 ■ 『増補 本屋になりたい この島の本を売る』 沖縄の市場で古本