金城学院 公式 note「 Kinjo Knowledge 」

学校法人金城学院は愛知県名古屋市にあるプロテスタント・キリスト教の精神に基づいた女性の…

金城学院 公式 note「 Kinjo Knowledge 」

学校法人金城学院は愛知県名古屋市にあるプロテスタント・キリスト教の精神に基づいた女性のための教育機関です。金城学院に関わるニュース、社会で活躍するOG、キャリア・子育て・健康など、女性がライフステージの中で遭遇する悩みを解決する様々な情報を発信していきます。

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  • ∞ヨコハチ

    恋愛、エンタメ、ココロとカラダ、SNSなど、女子の興味は無限大。このマガジンでは、女子が気になるアレコレをユニークな視点で深掘り。あなたの毎日がもっとずっと楽しく、女子のチカラになるトリビアを発信していきます!

  • 「スクリーンの中の私」 女性に響くCinema

    登場人物や監督、原作者など映画に関わるさまざまな女性の姿。あなたとどこか重なる部分や、違うからこその気づきがあるはず。名古屋の映画館がおすすめする、女性に注目したい映画をご紹介します。

  • ことばの樹

    文芸作品と金城学院大学のことが大好きな教職員が結成した文芸俱楽部「ことばの樹」。四季折々で表情を変える美しいキャンパスやいきいきとした学生達の雰囲気などを掌編小説で紹介します。

  • 「本は私の道しるべ」 明日へ進む力をくれるブックガイド

    生き方や暮らしについて考える道しるべとなり、元気や勇気をくれたり、心を軽くしてくれたりする一冊の本。特に女性におすすめの本を、東海エリアの個性派書店にセレクトして頂きます。

  • 看護学と女性のみらい

    人と人との、オンラインではないオフラインの、リアルな「つながり」ということを足がかりに、改めて看護という営みについて考えてみるマガジンです。

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高校生から知っておきたい、プロから楽しく学ぶ「お金」の話

高校生になり、自分でお金を使う機会が多くなったのではないでしょうか。さらに大学生になると、アルバイト代など使えるお金が増えるはず。ここで重要になるのが、成人年齢が18歳になったこと。「貯める」ことだけでなく、「借りる」や「増やす」といったお金との関わり方も出てきます。 また、2022年4月から、高校の家庭科の授業で「ライフプラン」「資産形成」「投資、運用」など金融について学びがスタート。これは、日本でのお金に対する教育が外国と比較して遅れていること、高校生のうちからお金につい

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コミュニケーションのモヤモヤ解消!みんなと私のグッドな関係

友だちや親、そして大好きなはずの恋人とささいなやりとりでギクシャクしてしまった…。そんなモヤモヤを抱えたことはありませんか?「もっとうまく話したいのに…」「親とぶつかってばかり…」。そんなお悩みを解決するため、心理学のスペシャリストである人間科学部 多元心理学科の加藤大樹教授と二村彩准教授が登場!ちょっと難しそうな心理学だけど、実はとても身近な存在なんです。この記事を読めば、コミュニケーションのコツをつかめること間違いなし! コミュニケーションのカギは「聞いて」「想像」する

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教えて先生!なかなか人に聞けない「生理あるある」をぶっちゃけトーク

女性に月に1回おとずれる「生理」。生理痛や気分の浮き沈み、食欲の増加など、何度経験しても慣れない生理に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな「生理あるある」を、看護学部 看護学科 藏本直子准教授とぶっちゃけトーク!生理痛の原因をはじめ、気になるにおいやかぶれなどの体についての悩み、イライラやモヤモヤなどの心の悩み、生理との付き合い方など、生理に関するアレコレを本音で語り合いました。 本音トーク!生理中のカラダの悩み☆生理痛三銃士(腹痛、腰痛、頭痛)に勝ちたい

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「推し活」女子のホンネ座談会―楽しく推すための極意とは?

アイドルやアニメ、マンガ、2.5次元俳優などなど、誰でも自分の中に一つは「推し」と呼べる存在がいるのでは?そんな推し達を応援するための活動、通称「推し活」をする人が急増しているのだとか!でも、推し活を始めたい、または始めたばかりでどうすればいいか分からないと悩んでいる子もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、人間科学部 多元心理学科の安藤玲子教授と、安藤ゼミに所属する推し活の先輩4名で「推し活座談会」を開催!どんなふうに推し活を楽しんでいるのか、そもそも推しとはどんな存在

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「スクリーンの中の私」 女性に響くCinema

登場人物や監督、原作者など映画に関わるさまざまな女性の姿。あなたとどこか重なる部分や、違うからこその気づきがあるはず。名古屋の映画館がおすすめする、女性に注目したい映画をご紹介します。

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独自の姿勢を貫くフリーランスライターを通して、日本の政治と選挙を考える

ジェンダー平等を目指して前向きな取り組みが進んでいますが、世界に比べると大きく遅れている日本。 男女格差の現状を各国のデータをもとに評価した「Global Gender Gap Report」(世界男女格差報告書)の2023年版では、日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位でした。順位は2006年の公表開始以来最低で、分野別にみると政治は138位とのこと。 男女格差を含め、さまざまな問題を抱えている日本の政治や選挙について、長年取材するライターの視点を通して考え

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アイドルのその後を通して、次へと向かう人の覚悟と輝きを描く

学生生活を終えて社会人になる、住み慣れた故郷を離れて別の場所で暮らすなど、新たな環境へ踏み出したときは、これまでとの違いに戸惑ったり悩んだりすることも多いはず。 もしそれが、スポットライトを浴びる華やかな舞台から一般的な社会人への転身だとしたら、次へと進む道のりはより厳しいものに感じられるかもしれません。 ■『ファンファーレ』20代の女性の心情や葛藤を描く アイドルグループ〈ファンファーレ〉を卒業した玲は、スタイリストを目指して衣装会社で働く日々。同じく元メンバーの万理

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わずか1%の出産を選んだ女性と、それをサポートする助産師の記録

「あなたのお母さんは、あなたをどこで産みましたか?」と聞かれたら、ほとんどの人が病院と答えるでしょう。現代の日本では病院で出産する人が圧倒的に多いですが、病院以外でも出産できることを知っていますか? 今では珍しくなってしまった出産の風景について、ドキュメンタリー映画を通して理解を深めてみませんか。 ■ 『1%の風景』助産所での出産を経験した女性が監督 99%の出産が病院やクリニックといった医療施設で行われている日本。残りの1%は助産所や自宅での出産です。助産所とは助産師

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本音でぶつかり合う家族に笑って泣けるヒューマンドラマ

マスクを外す場面も増えてきて、ようやく素顔が見えたという間柄もありますよね。今まで見えなかった部分が明らかになることで、好感を抱いたり、ちょっと残念に感じたりすることもあるかもしれません。マスクのあるなしに関わらず、内に秘めた思いは身近な間柄でもなかなか気づけないもの。あらためて向き合うことで、初めて見えてくる真実もあるはずです。 ■ 『愛にイナズマ』理不尽な社会に反撃する女性と家族の物語 映画監督デビューの夢を理不尽なやり方で奪われた花子。反撃を誓った花子は、運命的に出

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ことばの樹

文芸作品と金城学院大学のことが大好きな教職員が結成した文芸俱楽部「ことばの樹」。四季折々で表情を変える美しいキャンパスやいきいきとした学生達の雰囲気などを掌編小説で紹介します。

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トロピカルジュース

「トロピカルジュースいかがですかー?」 「フルーツたっぷりで甘くておいしいですよ!」 久しぶりの大学のキャンパスは、学園祭の活気に満ちている。 「ねえ、トロピカルジュースだって。おいしそうじゃん。行ってみようよ」 友人にそう誘われ、元気な声のする白いテントに向かって一緒に歩いていく。 「ありがとうございましたー!」 後輩たちに手渡された透明なプラスチックのカップから、甘い香りがふわっと届く。私のカップにはオレンジ色のマンゴージュース、友人の手元には黄色いパイナップルジュース

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チョコレート

改札を出ると、ひんやりとした秋の空気に包まれる。ついこの前までは半袖でも暑いくらいだったのに、急に季節がひとつスキップしてしまったようで、私の体も木々の葉っぱもまだ秋の訪れについていくことができないでいる。それでも、私は一年の中でこの季節が好きだ。澄んだ空気を吸い込んで、家路を歩いていく。 まぶしいほどのコンビニの灯りの前を通りすぎる時に、幼い頃の情景を思い出す。この場所には、昔は小さな駄菓子屋さんがあった。子どもの頃には、お小遣いの小銭を握りしめて友達と一緒によく買い物に

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恋文

今日は久しぶりに地元の友人と駅前のカフェで待ち合わせて、甘いケーキとコーヒーで心と体に栄養補給をする。実習もあと少し。後半戦をがんばるために、今日は自分を甘やかしてクリームがたっぷりのケーキを頬張る。 「あんた、さっきからずーっとニヤニヤしてるけど、何かいいことあった?」 私に負けず劣らずのボリュームのチョコレートケーキを食べる友人に指摘されて、自分の顔がにやけていることに気づく。 「え、わかっちゃった?」 「そりゃ、それだけわかりやすく嬉しそうにしてたら誰でもわかるよ。そ

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相棒

通学路の途中、玄関先のプランターに季節の花をきれいに咲かせた家がある。 豪華な邸宅というわけではないけれど、いつも丁寧に掃除や手入れがされていて、おしゃれな雰囲気が私は好きだ。 一時間目の授業がある時に家の前を通ると、だいたいいつも、この家に住むおばあさんが、花たちのためにじょうろで水を注いでいる。 朝はいつも気持ちが焦っていて、足早に歩いている私に、おばあさんは、 「おはよう」 と優しく挨拶をしてくれる。 私も歩調を緩めて、 「おはようございます」 と返す。気ぜわしい朝に

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「本は私の道しるべ」 明日へ進む力をくれるブックガイド

生き方や暮らしについて考える道しるべとなり、元気や勇気をくれたり、心を軽くしてくれたりする一冊の本。特に女性におすすめの本を、東海エリアの個性派書店にセレクトして頂きます。

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溢れる想いが綴られた「手紙」がつなぐ物語

スマートフォンに、メール。 あえて手紙を選ばなくとも、伝えるためのツールはたくさんあります。 それでも、便せんと封筒を選び、離れた場所にいる人に思いを馳せながら、ペンを走らせる。そこには特別な想いがあるように思います。   そこで今回は、手紙にちなんだ物語を、岐阜県多治見市の「ひらく書店東文堂本店」店長の木野村直美さんに選んでいただきました。 自分も誰かに宛てて書いてみたくなる、そんな2冊をご紹介します。 ■『ださないてがみ』大切な人には、手紙を書きたくなる LINEス

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「自分らしく働きたい」と思う人へ

例えば、1日8時間。働く時間は、人生の多くの部分を占めています。働くことは、生きること。そう感じるからこそ、望まない仕事に耐えるのではなく理想とする仕事や働き方を見つけたいと、人は願うのではないでしょうか。   そこで、「働き方」や「仕事」をテーマに、愛知県瀬戸市の「本・ひとしずく」の店主、田中綾さんにおすすめの本を選んでいただきました。自分に合った仕事や働き方について考えるヒントをぜひ、見つけてみてください。 ■ 『“好き”を仕事にする力 スモールビジネスを立ち上げた10

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自炊や料理の捉え方が変わるあたらしい料理本

毎日何かを食べずには生きられない私たち。外食やテイクアウト、デリバリーなどを活用してさまざまなメニューを手軽に楽しめる現代ですが、自分が食べたいものを自分で作れたらそれは何より安心でうれしいこと。 でも、〝レシピ通りに上手に作れない〟〝献立を考えるのが大変〟〝自分だけのために作るのは億劫〟など、料理に関する悩みは尽きません。 そんな悩める人の心を軽くしてくれる料理本をご紹介しましょう。 食に関する本棚も備える、名古屋市金山の書店「TOUTEN BOOKSTORE」の店主、

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『豊かさとは何か』を考える

貧しさや差別、不平等から起きる悲しい出来事を、人はいまなお断ち切ることができません。日々のニュースに悶々としながら『豊かさとは何か』という問いのヒントを、本に求めるとしたら…。 この難題に応えてくれたのは、愛知県春日井市の「古本屋かえりみち」店主、池田望未さん。 ご自身も大切にしていると紹介してくれた2冊の本は、子どもたちも楽しめるファンタジー小説と絵本でした。   ■『はてしない物語』圧倒的な世界観が見事なファンタジーの名作 10歳の少年バスチアンが、古書店で目に留

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看護学と女性のみらい

人と人との、オンラインではないオフラインの、リアルな「つながり」ということを足がかりに、改めて看護という営みについて考えてみるマガジンです。

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#6 “妊娠に適齢期はあるの?”

前回の記事 今回のコラムは、妊娠適齢期、つまり妊娠するのに適切な時期はあるのか?ということについて考えたいと思います。 2021年の平均初婚年齢は、 男性は31.0歳、女性は29.5歳でした。 そして、第1子出生時の母の平均年齢は30.9歳で、2015年に30歳を超えてからやや上昇しています。婚姻年齢の上昇は、すなわち出産年齢の上昇につながることになります。 妊孕性について “妊孕性”とは“妊娠する(させる)力”のことをいいます。 女性の妊孕力は、 32歳を過ぎる

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#5 “本当のキレイを目指すには-女性ホルモンと思春期のダイエット-”

前回の記事 今回のコラムから、女性の健康に焦点を当てて、記事を書いてみたいと思います。 “きれいになりたい”“スタイルがよくなりたい”と女性なら誰でも望むことだと思います。 美しさというと、容姿などの外見 ” からだ ” を考えがちです。 また、内面の美しさというと “ こころ” の美しさを想像する人が多いと思います。女性は月経周期により “ からだ ” や “ こころ ” が影響されますが、それには女性特有の臓器やホルモンが関連しています。 そこで、後半の4回のコ

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#4 〝「物語」を紡ぐ支援をする看護実践を目指して″

前回の記事 看護理論家の一人であるジョイス・トラベルビー(1926-1973)は、 看護の目的を、病気や困難な体験の予防であるとすると共に、「それらの体験のなかに意味をみつけだすように」援助することであると述べています(トラベルビー 1974)。 意味への援助、とはいったいどういうことでしょう。  医療は科学的根拠に基づいて提供されており、これをEvidence Based Medicineと言います。 たとえば、病を得て病状説明の席につくと、その機序が生理学的に、デ

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#3 〝看護実践はAIに支配されるのか?″

前回の記事 人工知能(以下、「AI」とする)が人間の領域を凌駕する日がやってくるのではないか、人間がAIに支配される世界が来るのではないか、と、不安を煽るような議論が聞こえてきます。 ここで、「人間の領域」を「看護」に置き換えてみるとどうでしょう。 AIが看護の領域を凌駕し、看護実践がAIに支配される日が来るのでしょうか。 このことを考えるきっかけとして、2023年冬に、看護学部の学生たちと共にとある高齢者施設に実習に行ってきた時の一場面をご紹介しましょう。 ある女性

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