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車内の金城学院大学 リバイバル

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2022年度まで実施した名古屋市営地下鉄の広告。学びを、おもしろく、親しみやすいちょっと役に立つ記事です。Kinjo Knowledgeにてリバイバルという形で復活!!
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#生活環境学部

ようこそ、【車内の金城学院大学 リバイバル】へ!

新しいことを知るって、ワクワクする。 誰かに教えたくなるようなネタが満載。 ものの見方や考え方がひろがった・・・。   そんな嬉しい声をたくさんいただいた、 名古屋市営地下鉄棚上広告『車内の金城学院大学』シリーズ。  金城学院大学での学びを、おもしろく、わかりやすい言葉で紹介するシリーズ広告として2009年 4月にスタートし、2022年3月、好評のうちに13年間で発表した記事は155本にも及び、学内外に大きな反響を呼びました。   【車内の金城学院大学リバイバル】は、

女性の働き方はMからLに変化!?

M字カーブは解消した一方で、新たな課題が浮上。  M字カーブとは、日本の女性の労働力率を年齢層別にグラフにすると、出産や育児を機にいったん離職し、育児が落ち着いた頃に再び働き出す女性が多く、アルファベットのMのような曲線を描くことから名づけられました。 近年は、M字カーブの底にあたる30代の労働力率が大幅に上昇したことからグラフの曲線はM字から逆U字(台形)に変化。日本の女性労働力率は、北欧のそれにも匹敵するようになりました。 長い間日本の女性労働の特徴とされてきたM字

家庭での洗濯が海の汚染につながっている!?

実は、マイクロプラスチックの35%は洗濯物から出ている。  世界では、毎年800万トンのプラスチックごみが海に流れ込み、このペースで進めば、「2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になる」と言われています。   そのなかでも特に生態系への悪影響が懸念されているのが、「マイクロプラスチック」の急速な増加。   マイクロプラスチックとは5mm以下の微細なプラスチック粒子で、洗顔料や歯磨き粉のスクラブのようにもともと小さなサイズで作られた「一次マイクロプラスチック」と

糖質を上手に摂って、最高のパフォーマンスを発揮しよう!

糖質+食物繊維=炭水化物。 米やパン、麺類に多く含まれる「炭水化物」は、「たんぱく質」、「脂質」と並ぶ三大栄養素のひとつで、私たちが生きていく上で欠かせない、重要な栄養素です。   炭水化物はよく糖質と同一視されますが、実はそうではなく、炭水化物は、「エネルギーをつくる糖質」と「エネルギーをつくらない食物繊維」を合わせたもの。   したがって、おそらく皆さんがイメージする炭水化物は、炭水化物から食物繊維を除いた「糖質」ということになります。   糖質はからだの主要なエネ

「お金の教育」は早ければ早いほど良い!?

高校で「金融教育」が必修化。  2022年4月から新しい指導要領に基づいた授業が始まり、高校家庭科で「金融教育」の授業が本格的にスタートしました。 では、なぜ高校生が授業で「お金」のことを学ぶようになったのでしょうか? その背景のひとつが、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、18歳でも親の同意なしにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることができるようになり、若い世代の金融トラブルが増加する懸念が高まっていること。 そして、「人生100年時代」の到来

「ジュース」と呼べるのは果汁100%だけ!?

商品パッケージの表示にはルールがある。 果汁100%のジュースの缶やボトル、紙パックなどに描かれているみずみずしい果物の絵を見ると、美味しそうでつい手に取ってしまうことがあります。 実はこうした果実飲料のパッケージ表示には、さまざまな基準や規定があります。 たとえば、果物の「断面図」や「果汁のしずく」の写真や絵を使えるのは、果汁100%のジュースだけ。 果汁5%〜100%未満の飲料は、果物の写真や絵は使用できますが、断面図や果汁のしずくはNG。 果汁の割合が5%未

お寺が人気の福祉施設に生まれ変わった!?

近年、空き家や空きビルを福祉施設として再利用する動きが広まっています。   その背景には、全国各地に空き家・空きビルが増え続け、社会問題になっていること。 その一方で、高齢者や障がい者の生活支援や介護予防につながるサービスを、利用者が住みなれた地域で提供したいというニーズがあることです。   使われなくなった店舗や料亭、診療所や信用金庫など、これまで多くの建物が福祉施設に転用されていますが、そのほとんどが建物はそのままに、室内のみを改修しているため、地域にすんなりと溶け込ん