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「スクリーンの中の私」 女性に響くCinema

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登場人物や監督、原作者など映画に関わるさまざまな女性の姿。あなたとどこか重なる部分や、違うからこその気づきがあるはず。名古屋の映画館がおすすめする、女性に注目したい映画をご紹介し…
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#育てる

心に残る、忘れられない映画と出会いませんか。

ドラマやドキュメンタリー、アニメーションなどさまざまなジャンルの映画を気軽に楽しむことができる現代。 独自の文化や歴史が色濃く感じられる、世界各国の作品にふれられる機会も少なくありません。 ストーリーがもたらす感動や高揚感、出演者の巧みな演技、好奇心を満たす映像体験など、1本の映画にはさまざまな魅力が詰まっています。      たくさんの映画の中には、楽しめる、感動するといったシンプルな娯楽作品だけでなく、作品に描かれた出来事や人物から何かを感じたり、自分に置き換えて考え

女性の権利のために立ち上がるヒロインたちの実話に勇気づけられる

1973年、アメリカ連邦最高裁が女性の人工妊娠中絶の権利を合法とした歴史的な判決を下しました。 それまで非合法とされてきた人工妊娠中絶を女性の権利として勝ち取った背景にあったのは、名もなき女性たちの活動です。私たちが今、無意識に手にしている自由や権利は、勇気を持って立ち上がった人たちによるものだったことを伝える作品があります。作品を通して歴史を知るだけでなく、私にもできる!と力をもらえるかもしれません。 ■『コール・ジェーン ― 女性たちの秘密の電話 ―』人工妊娠中絶を必

子どもたちに食べてほしい給食を実現する、夢みる大人たち

多くの小学校や中学校、幼稚園などで提供されている学校給食。好きなメニューがあった、給食が苦手だったなど、いろいろな思い出がよみがえることでしょう。 でも、給食にどんな食材が使われていたかは、あまり記憶にないことが多いのでは? もし、オーガニック食材を使った給食だったらどうでしょう。 大人になってからも、「私の学校はオーガニック給食でこんな食材が使われていた」と思い出せるかもしれませんね。   ■『夢みる給食』給食を含めた健康のための食情報 地産地消、できるだけ農薬を使

わずか1%の出産を選んだ女性と、それをサポートする助産師の記録

「あなたのお母さんは、あなたをどこで産みましたか?」と聞かれたら、ほとんどの人が病院と答えるでしょう。現代の日本では病院で出産する人が圧倒的に多いですが、病院以外でも出産できることを知っていますか? 今では珍しくなってしまった出産の風景について、ドキュメンタリー映画を通して理解を深めてみませんか。 ■ 『1%の風景』助産所での出産を経験した女性が監督 99%の出産が病院やクリニックといった医療施設で行われている日本。残りの1%は助産所や自宅での出産です。助産所とは助産師

自由な発想を生み、心を通わせる 想像力の大切さ

学校とはどんな場所で、先生はどんな役割を果たすべき? 恋人同士はどうやって出会うもの? 私たちの周りには、知らず知らずのうちに常識や当たり前として受け入れたり、決めつけたりしていることがありそうです。想像力を発揮してもっと自由な発想をしてみたら、これまで気付かなかった可能性が見えてくるかもしれません。   そんな気付きをもたらしてくれる映画。名古屋市内のミニシアターで今月上映される、2本の作品をご紹介します。 ■ 夢みる校長先生子どもファーストな学校を作る校長先生 20

それぞれの国の歴史や文化が見える、学びの場や児童書の誕生ストーリー

世界各国で制作される映画には、舞台となった国や制作者のバックグラウンドを色濃く感じさせるものが少なくありません。 作品の中にさまざまな形で投影される歴史や文化などが見る人の好奇心をかきたて、より深く知りたいと思わせることも多いでしょう。 今月、名古屋市内のミニシアターで公開される作品から、ヨーロッパを舞台にした2本の作品をご紹介します。   ■ 『ぼくたちの哲学教室』生き方や考え方、新しい価値観を学ぶ 『ぼくたちの哲学教室』は、北アイルランド・ベルファストにあるカトリッ

母と娘をつなぐ強い絆と、多くの人を魅了する書の魅力に迫る

一番身近な同性である母と娘。 血のつながった密接な関係の二人だからこそ、強く共感したり反発したり、そのつながりは多種多様で時に複雑です。 真実ならではの強い力があり、見る人の心に迫るドキュメンタリー映画で、強い絆で苦難を乗り越えてきた母娘の軌跡を見つめてみませんか。   ■『共に生きる 書家金澤翔子』母の書道教室から始まった書の道 世界的に活躍する書家の金澤翔子さん。 生まれてすぐにダウン症と診断された彼女が才能を開花させるまでには、母・泰子さんと共に重ねてきた努力や挑