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車内の金城学院大学 リバイバル

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2022年度まで実施した名古屋市営地下鉄の広告。学びを、おもしろく、親しみやすいちょっと役に立つ記事です。Kinjo Knowledgeにてリバイバルという形で復活!!
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#音楽芸術学科

ようこそ、【車内の金城学院大学 リバイバル】へ!

新しいことを知るって、ワクワクする。 誰かに教えたくなるようなネタが満載。 ものの見方や考え方がひろがった・・・。   そんな嬉しい声をたくさんいただいた、 名古屋市営地下鉄棚上広告『車内の金城学院大学』シリーズ。  金城学院大学での学びを、おもしろく、わかりやすい言葉で紹介するシリーズ広告として2009年 4月にスタートし、2022年3月、好評のうちに13年間で発表した記事は155本にも及び、学内外に大きな反響を呼びました。   【車内の金城学院大学リバイバル】は、

「声」はその人しか奏でられない、世界でただひとつの楽器。

赤ちゃんの泣き方は歌のお手本? 赤ちゃんは、なぜあんなに小さな体で、長時間大きな鳴き声を出すことができるのでしょうか。 その秘密は、腹式呼吸にあります。   私たち大人は、ふだん胸式呼吸を使っていますが、赤ちゃんは呼吸筋が未発達なため、腹式呼吸しかできません。 腹式呼吸は喉の筋肉を緊張させず、息を安定して吐き続けることができるため、長時間泣いても疲れにくく、声も枯れにくいのです。 実は、この赤ちゃんの呼吸法は、歌にとって理想的な呼吸法で、腹式呼吸を習得すると上半身がリラ

フルートは金属でできているのに木管楽器?

旧石器時代から始まったフルートの歴史。 明るく澄んだ音色と、優美な佇まいが魅力のフルート。   その歴史は管楽器の中でも最も古く、旧石器時代に動物の骨を使って作られた横笛が起源といわれています。 現在のフルートの原型が現れ、広く使われはじめたのは16世紀のルネッサンス時代からになります。   もともとフルートといえばリコーダー(縦笛)のことを指し、バッハの時代 (バロック音楽の時代)まで、現在のフルートの前身である横笛は、「横に構える」という意味で「フラウト・トラヴェル