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車内の金城学院大学 リバイバル

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2022年度まで実施した名古屋市営地下鉄の広告。学びを、おもしろく、親しみやすいちょっと役に立つ記事です。Kinjo Knowledgeにてリバイバルという形で復活!!
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ようこそ、【車内の金城学院大学 リバイバル】へ!

新しいことを知るって、ワクワクする。 誰かに教えたくなるようなネタが満載。 ものの見方や考え方がひろがった・・・。   そんな嬉しい声をたくさんいただいた、 名古屋市営地下鉄棚上広告『車内の金城学院大学』シリーズ。  金城学院大学での学びを、おもしろく、わかりやすい言葉で紹介するシリーズ広告として2009年 4月にスタートし、2022年3月、好評のうちに13年間で発表した記事は155本にも及び、学内外に大きな反響を呼びました。   【車内の金城学院大学リバイバル】は、

客室乗務員に学ぶ、おもてなしの極意とは?

マニュアルから一歩超えた、気づき、気配り、気働き! 海外旅行や帰郷、出張の行き帰りなど、飛行機の旅は多くの人にとって非日常的な体験。   そんな特別な時間と空間にふさわしいおもてなしで、安全で快適な空の旅をサポートするのが、客室乗務員です。   では、客室乗務員は、いつもどんなことを意識して接客サービスを行っているのでしょうか。   それは、「気づき」「気配り」「気働き」の3つを大切にすること。   まずは、お客さま一人ひとりの表情やしぐさ、会話などから、お客さまがどんな

通訳と翻訳は異文化コミュニケーションの橋渡し。

言語と文化は、切っても切れない関係にある。  言葉は、それが使われている文化と密接に絡み合っており、ちょうど織物の縦糸と横糸のように、切っても切れない関係にあります。 例えば日本のような「ムラ社会」では、すべてのことを言葉に出さなくても、あうんの呼吸で相手の気持ちや意図を察し合い、コミュニケーションが成立するという文化があります。 日常のさまざまな場面で便利に使われる「どうも」や「よろしく」、「おつかれさま」などは、こうした文化の象徴とも言える言葉ですが、これに該当す

綿花畑で生まれ育った音楽?

ヨーロッパ人の手によってアフリカ大陸から連れ去られ、「貨物」として奴隷船に積み込まれ、北アメリカのヴァージニア植民地に運ばれた20人の人々。 これがアフリカ系アメリカ人(アメリカの黒人)の歴史のはじまりです。 1619年のことでした。   その後、ヨーロッパとアフリカ大陸、南北アメリカ大陸とカリブ海諸島を結んで行われた「三角貿易」で、奴隷とされたアフリカの人々は主要な「交易品」のひとつとなり、「黒人奴隷制度」がアメリカ各州で法制化され、アフリカからたくさんの人が強制的に連