勉強のモチベーションを上げる方法!今すぐできることをわかりやすく解説
「勉強のモチベーションが上がらない」
「勉強モードに切り替えることができない」
このように悩む学生も多いのではないでしょうか。
勉強のモチベーションが上がらないと、集中力が低下したり、成績が伸び悩んだり、そもそも勉強に対するやる気がなくなったりする可能性があります。
特に受験生にとっては勉強時間が長くなるほど、モチベーションの維持が難しくなるもの。志望校に合格したいという漠然とした動機づけだけではモチベーションは上がりづらくなってしまいます。
では、どうすれば勉強のモチベーションを上げることができるのでしょうか?
この記事では、勉強のモチベーションが上がらない原因と、今すぐできるモチベーションアップの方法をわかりやすく解説します。
■ 勉強のモチベーションが上がらないのはなぜ?
勉強のモチベーションが上がらないのには、さまざまな原因があります。
以下に、代表的なものをいくつか挙げます。
勉強する目的がはっきりしていない
勉強することに興味や関心がない
ストレスやプレッシャーを感じる
勉強することに飽きてしまう
勉強方法がわからない
集中できない環境にいる
結果が伴わない
これらの原因は、個人によって異なりますが、どれも勉強のモチベーションに関係する要素です。勉強のモチベーションは、内的モチベーションと外的モチベーションの2種類に分けることができます。
内的モチベーションとは、自分自身の興味や関心、やりがいや達成感など、内部から湧き出る動機づけのことです。
外的モチベーションとは、試験の点数や合格率、親や先生の期待や評価など、外部から与えられる動機づけを指します。
一般的には、内的モチベーションのほうが、外的モチベーションよりも強く持続的なモチベーションになります。しかし、内的モチベーションを高めるのは、外的モチベーションを高めるよりも難しい場合があります。
そこで、次に紹介する方法を試してみると、勉強のモチベーションを上げることができるかもしれません。
【今すぐできる】勉強のモチベーションを上げる方法
ここでは、すぐに実践できる勉強のモチベーションの上げ方を紹介します。
机に向かってみる
勉強する場所を変えてみる
好きな科目や得意な科目からはじめる
スマホを見ない
音楽をかけてみる
名言を読む
推しの力を借りる
ご褒美を決める
モチベーションを上げる方法は、人によって異なりますが、できるものから試してみましょう。
机に向かってみる
勉強のモチベーションが上がらないとき、机に向かうこと自体が億劫になっているでしょう。しかし、あえて机に向かってみるだけで、勉強のモチベーションが上がる可能性があります。
なぜなら、机に向かうことで勉強することに対する意識が高まり、気持ちが切り替わります。これは人間の脳の構造の関係で、体が先に動いたらその動きに合わせて脳が考えるという順番になっているからです。
机に向かってみると、いつの間にか勉強へのやる気が湧いてくるかもしれません。
机に向かってみるという行動は、勉強のモチベーションを上げるための第一歩です。
勉強する場所を変えてみる
勉強のモチベーションが上がらないとき、勉強する場所を変えてみるという方法も効果的です。
例えば、カフェや図書館など外出先や塾に通っているなら塾で勉強を行うのもよいでしょう。景色の変化や周囲の雰囲気で脳が活性化し、勉強に集中できるようになります。
また、「この場所では絶対に勉強する」という場所を決めておくものおすすめです。
勉強のモチベーションが下がってしまっているときに、普段と同じように勉強をすることは難しいでしょう。脳の活性化を促すために、外出先を決めておくと、気分転換にもなり、勉強もはかどります。
好きな科目や得意な科目からはじめる
苦手な科目から勉強するとつらく感じて集中力が途切れてしまうことに繋がります。そのため、好きな科目や得意な科目から勉強をはじめてみるのもおすすめです。
なぜなら、好きな科目や得意な科目からはじめることで、勉強することに対するやりがいや達成感が得られ、勉強することに対する自己効力感が高まります。
自己効力感とは、自分が何かをすることができると信じる力のことです。自己効力感が高いほど、勉強のモチベーションも高くなります。
好きな科目や得意な科目からはじめることで、勉強することに対する苦手意識や不安感を減らすことができるかもしれません。
スマホを見ない
スマホを見るという行動は、勉強のモチベーションを下げる要因になります。
スマホを見ることで、注意力が散漫になり、集中力が低下するからです。
スマホを見るのを控えることで、勉強に対する時間感覚や優先順位が整い、計画性や効率性も落ちずに勉強ができます。
音楽をかけてみる
音楽をかけてみるという方法も効果的です。
なぜなら、音楽をかけることで、周りの音が遮断でき勉強に集中しやすい環境が整いやすくなります。また、リラックス効果も期待できます。特に単純作業になりがちな漢字の勉強や、数学の計算を解く場合には効果的といえます。
自分の学習状況にあった音楽をかけることが大切です。
名言を読む
勉強へのモチベーションが上がらないときは、名言を読むという方法もおすすめです。なぜなら、名言を読むことで、勉強することに対するヒントやアドバイスが得られ、勉強することに対する知恵や洞察力が高まるからです。
名言を読むことで、勉強することに対する目標や理想が明確になり、勉強することに対する意欲や志向性が強まるかもしれません。
推しの力を借りる
勉強のモチベーションが上がらないとき、推しの力を借りることも効果的です。
推しとは、自分が好きな人やもの、応援したい人のことです。
推しの力を借りるとは、推しに関連するものを勉強の際に使ったり、推しに対する想いを勉強の動機にしたりすることを指します。
推しの力を借りることで、「応援してもらっている」ように感じ、勉強へのモチベーションも上がり、やる気が出る可能性があります。
推しを勉強のモチベーションを上げるためのサポートにするのがおすすめです。
ご褒美を決める
ご褒美を決める方法も勉強のモチベーションを上げることに繋がります。
特に大学受験は長期戦となり、ずっと勉強ばかりだとモチベーションの低下を引き起こしてしまいます。また、毎日の勉強のモチベーションが下がりやすい人は1時間ごとに小さなご褒美を設定するのもおすすめです。
ご褒美は自分の好きなこと。
例えば「アイスを食べる」や「ゲームをする」、「アイドルのコンサートに行く」、「テーマパークに行く」など自分がワクワクするご褒美を設定してみましょう。
■ 勉強のモチベーションを長くキープするためのポイント
今すぐできる勉強のモチベーションを上げる方法を紹介しました。
これらの方法は、短期的なモチベーションアップには効果的ですが、長期的なモチベーションキープには不十分です。
勉強のモチベーションを長くキープするためには、以下のようなポイントを意識することが大切です。
勉強する目的を明確にする
今日やったことを見える化する
長期的な目標と短期的な目標を立てる
仲間やライバルを見つける
無理のない計画を立てる
勉強する目的を明確にする
勉強する目的を明確にすることは、勉強のモチベーションを長くキープするために重要です。勉強する目的が明確でないと、勉強することに対する意味や価値を感じることができず、勉強することに対する動機や方向性が失われます。
勉強する目的は、例えば、志望校合格や目標スコア獲得、偏差値を10上昇させるなどです。目的意識がしっかりしていると努力も長続きしやすいでしょう。
定期的に「なぜ勉強しているのか」を再確認ししてみると、目的も明確になりやすいですよ。
今日やったことを見える化する
「今日やったことを見える化する」ことは、勉強のモチベーションを保ち続けるためにおすすめの方法といえます。
やったことを見える化するとは、勉強した時間や内容、成果や反省などを記録したり、グラフやチャートなどで表現したりすることです。
見える化することで、勉強することに対する進捗や成長が分かりやすくなり、勉強することに対する達成感や自信が得られます。また、学習の振り返りや改善ができるようになり、効率よく勉強を進めることができるでしょう。
長期的な目標と短期的な目標を立てる
長期的な目標だけではなく、短期的な目標も立てていきましょう。短期的な目標を達成することで、達成感を得ることができ、モチベーションを維持しやすくなります。
長期的な目標とは、数ヶ月から数年先の大きな目標のことです。例えば、現在高校3年生なら志望大学合格などが当てはまります。
短期的な目標とは、1日単位でできる小さな目標のことです。例としては、数学の問題集を1日〇ページ解く、といった目標になります。
長期的な目標と短期的な目標を立てることで、計画性が生まれ効率アップが期待できます。また、達成感を感じながら勉強もできるので、モチベーションも下がりにくくなるでしょう。
仲間やライバルを見つける
仲間やライバルを見つけることも、勉強のモチベーションを維持するためのポイントです。
仲間やライバルを見つけることで、勉強することに対する応援や刺激が得られて、さらに頑張ろうという気持ちが高まります。
仲間やライバルがいると、勉強することに対する楽しさややりがいが増し、孤独感や停滞感を減らすことにもつながるでしょう。
無理のない計画を立てる
無理のない計画を立てることも、モチベーションを高めるためには重要です。
睡眠時間を削って勉強するようなスケジュールは効率が悪く、かえって能力の低下につながります。自分の生活のリズムに合った無理のない計画を立てることが成果と継続性を生むコツです。
また、好きな科目と苦手な科目を交互に取り組むようなスケジュールや、1つ1つの科目にかける時間を最初は短く設定しておくと、より効率的に勉強も続けられるでしょう。
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■ どうしても勉強のモチベーションが上がらないときは
今すぐできる勉強のモチベーションを上げる方法や、勉強のモチベーションを維持するためのポイントを紹介しました。それでも、どうしても勉強のモチベーションが上がらないときがあるかもしれません。
そんなときは、無理に勉強を続けるのではなく、一旦勉強をやめて、自分の気持ちや体調を整えることが大切です。勉強のモチベーションが上がらないときは、自分にとって好きなことをすることで、心身ともにリフレッシュすることができます。
例えば、以下のようなことをしてみてください。
睡眠をとる
運動をする
スイーツを食べる
趣味をする
友達と話す
ペットと遊ぶ
映画やドラマを見る
本や漫画を読む
音楽を聴く
お風呂に入る
これらのことをすることで、勉強のモチベーションが上がらない原因を解消したり、モチベーションを上げる要素を増やしたりすることができるかもしれません。
まとめ
この記事では、勉強のモチベーションが上がらない原因と、今すぐできるモチベーションアップの方法、勉強のモチベーションを長くキープするためのポイントをわかりやすく解説しました。
勉強のモチベーションを維持する方法は、個人によって異なりますが、どれも勉強の成果や楽しさに関係する要素です。
勉強へのモチベーションを上げることで、勉強の効率が高まり、掲げた目標や夢に近づくことができます。この記事を参考にモチベーションを上げる工夫をしてみてくださいね。
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