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「本は私の道しるべ」 明日へ進む力をくれるブックガイド

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生き方や暮らしについて考える道しるべとなり、元気や勇気をくれたり、心を軽くしてくれたりする一冊の本。特に女性におすすめの本を、東海エリアの個性派書店にセレクトして頂きます。
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#書籍紹介

明日へ進む力をくれる、多彩な本をご紹介します。

日々の暮らしの中でのちょっとした疑問や、ライフステージのなかで遭遇する迷いや悩み事。支えや助けが欲しくなる機会は少なくありません。 そんなとき、私たち女性に寄り添い背中を押してくれるものって何でしょうか。 親しい友人や家族の言葉や意見はとても心強く感じるものですね。時には思いもよらないところからヒントを得られることもあるかもしれません。 そんなめぐりあいの一つとして、一冊の本を開いてみませんか。 時代や国や文化を超えた多様なメッセージが、きっとあなたの心に届きます。

『豊かさとは何か』を考える

貧しさや差別、不平等から起きる悲しい出来事を、人はいまなお断ち切ることができません。日々のニュースに悶々としながら『豊かさとは何か』という問いのヒントを、本に求めるとしたら…。 この難題に応えてくれたのは、愛知県春日井市の「古本屋かえりみち」店主、池田望未さん。 ご自身も大切にしていると紹介してくれた2冊の本は、子どもたちも楽しめるファンタジー小説と絵本でした。   ■『はてしない物語』圧倒的な世界観が見事なファンタジーの名作 10歳の少年バスチアンが、古書店で目に留

SNS時代のいま、読みたい本

ネットやSNSでのマナーやプライバシーに関わるトラブル。 自分には関係ないと、他人事にしておくのは危険かもしれません。 なくてはならないコミュニケーションツールとなった今、私たちに求められるものとは何でしょうか。 岐阜県多治見市の「ひらく本屋 東文堂本店」店長の木野村直美さんが、「いまこの時代を生きる多くの人に読んでほしい」と手渡してくださった2冊をご紹介します。   ■ 『二番目の悪者』都合のよい嘘やうわさ話に惑わされて 一国の王になるために、根も葉もないうわさを流