#5 働く女性のポジティブ心理学
“ストレス社会”と呼ばれる今日、いやおうなく私たちはたくさんのストレスを経験します。
意外かもしれませんが、ストレスがすべて悪いわけではなく、適度であれば生活に張りをもたせます。
また、大きなストレスでも、うまく対処すれば心身への悪影響を減らすことができます。
今回は、どんなことがストレスになるのか理解し、自分のストレスパターンを調べましょう。
ストレスの原因(ストレッサー)はおもに、
人生のさまざまな出来事(ライフイベント型)
日常的わずらわしさ(デイリーハッスル型)
に分けられます。
働く人が経験する「ライフイベント型」のストレッサーは、失業、転職、転勤、配置換え、上司の交代、昇進などです。
こういった変化があると、私たちは新たな課題に直面するので、とても疲れてしまいます。
一方、職場の人間関係がよくない、小さなセクハラが続く、同僚からのいじめや嫌がらせなどは、「デイリーハッスル型」のストレッサーです。
小さなことでも日常的に続くと、まいってしまいます。
しかも、ストレスの元になっていることに気づきにくいのが特徴です。
ストレスチェックリスト
次の項目を5つ以上経験している人は要注意です。
職場での責任が重すぎる ( )
仕事関係の人たちとうまくやっていけない ( )
今の仕事に不満がある ( )
書き込まなければならない書類がたくさんある ( )
仕事が面白くない ( )
転職の決心がなかなかつかない ( )
出世のことをよく考える ( )
通勤が大変である ( )