環境デザイン学科学生が岐阜県富加町にてフィールドワークを実施しました
11月3日、岐阜県富加町でフィールドワークを実施
2023年11月3日、金城学院大学と岐阜県富加町の包括的連携協定に基づき、生活環境学部環境デザイン学科の2・3年生19名が富加町でフィールドワークを行いました。
この取り組みは、11月3日の文化の日に合わせて実施され、次世代を担う若者たちが「若者にとって魅力あるまちづくり」をテーマに意見交換を行う貴重な機会となりました。
学生たちは、町内を歩きながら現地の景観や施設を直接観察し、富加町が持つ魅力や課題について意見を交わしました。
その中で、「町の魅力が十分に情報発信されていない」という指摘や、「道の駅をもっと有効活用できる可能性があるのでは」という具体的な提案が挙がり、地元の方々との意見交換を通じて、新たな視点が生まれました。
また、松井屋酒造資料館、富加町郷土資料館では、地域の歴史や文化を深く学ぶ時間が設けられ、富加町の伝統やストーリーを知ることで、まちづくりの重要性を再認識しました。
12月26日、提案発表と意見交換会を開催
2023年12月26日には、富加町役場において「若者にとって魅力あるまちづくり」に関する提案発表会が行われました。生活環境学部環境デザイン学科の2〜4年生16名が参加し、町長や議員、職員の方々を前に学生ならではの視点で考えたまちづくり案を発表。その後、意見交換会を実施し、現実的な施策に向けた議論が交わされました。
この意見交換の成果は今後、富加町のまちづくりに反映される予定です。また、学生たちは地域と連携しながら研究を継続し、さらに具体的な提案や施策を進めていきます。大学と地域が協力することで、次世代に向けた魅力あるまちづくりの可能性が広がっています。
金城学院大学と富加町のパートナーシップが生み出す新たな展開に、今後も注目です。
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富加町×金城学院大学プロジェクトとは?
2023年7月、金城学院大学と岐阜県富加町が包括的連携協定を締結。女性総合大学として若者や女性の活躍を支援する本学と、次世代に向けた魅力あるまちづくりを進める富加町が力を合わせることで、地域の未来を共に切り拓くためのさまざまなプロジェクトが動き出しています!