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広報取材班が行く!金城祭

第2回は10月21日、22日に大学で開催された「金城祭」を紹介します。


1日目

1日目は毎年Special Liveとして著名なアーティストをお招きしています。
今年は「SHISHAMO」の皆さんが金城祭を盛り上げてくれました。

Live前には物販も

Special Liveは大学のランドマーク、アニー・ランドルフ記念講堂で実施されました。

アニー・ランドルフ記念講堂は約1700人収容可能で、本学の中では最大の収容人数を誇る施設ですが、ライブ会場としては決して大きくないのでアーティストとの距離もとても近く、知る人ぞ知る最高のライブ会場なのです!

今年も学生や教職員だけでなく、多くの一般の方々にもご来場いただきました。

SHISHAMOさんと金城祭実行委員の皆さん


2日目

2日目の日中は本祭、模擬店・フリーマーケット、ぷちすてーじ、校内発表が行われ、さらにオープンキャンパスも同時開催していました。

大学での学びに関わることが分かるだけでなく、学生生活の雰囲気も味わってもらえる一日になっていました。

そして夕方からは後夜祭、今年からプリンセス金城に変わる新企画として、特技披露大会が開催されました。ダンス、弾き語り、動画制作、歌唱に能楽まで、幅広い分野にわたって自慢の特技を披露してくれました。

その中でも今回は、各学科、ゼミ、クラブ、サークル、教職員等が多くの方が参加していた校内発表の企画やパフォーマンスをご紹介します。


看護学部の皆さん

今年4月にスタートした看護学部が企画したのは、スノードーム作り体験。

学生たちにとって初の金城祭で、先輩たちからのアドバイスもない中で、老若男女問わず楽しんでもらう内容を考え、スノードーム作りに決めたとのこと。

金城祭では小さなお子さんもたくさん来るので、誰でも簡単に作れるように工夫をしたそうです。

時期的にもぴったりなハロウィン風の装飾をしている方もいて。皆さん素敵な出来上がりでした。

 

薬学部池田研究室は「くすりをつくろう!」というテーマで薬剤師体験ができる企画を実施しました。

この企画を実施運営していた成瀬安優さん(薬学部4年生)に金城祭ついての思いを伺うと次のように応えてくれました。

薬学部の成瀬さん

「2年ぶりにこの企画を開催することができました。金城祭のテーマである「CHANGE」でいえば、今回初めて予約制を導入しました。予約制にすることでメールなどによる事前質問にも対応し、来場者の方に安心感を持って参加していただきたいという思いが強くありました。この体験を通して少しでも充実した時間を過ごしてもらいたいです。」

池田研究室では近隣の幼稚園や小学校にビラを配り紹介したため、会場となった模擬薬局は子どもたちでいっぱい、大盛況でした。

薬に見立てたお菓子を分包機にかけ、薬が分けられる様子を体験。粉のラムネ菓子を量に合わせて水で溶かしシロップのような飲み薬に見立てて作成するなど、子どもたちはみんな楽しんでいました。

丁寧に分包機へお菓子を入れている様子
分包機から出てきたカラフルなお薬
慎重に分量を調整している様子

参加した小学生の中には、「2年前にも参加したよ」、「薬剤師になりたい」というお子さんまで。

ずらりと並んだ貸し出し用の白衣は、将来の薬剤師さんのための小さな白衣もあり、とてもかわいらしかったです。


普段は学生の皆さんをサポートする側の履修支援センターの職員も出店していました。

数年前は駄菓子の販売をしていたのですが、感染症予防の観点から、今年度の金城祭はまだ食べ物・飲み物の販売は控えていましたので、「くじ引き」で盛り上げてくれました。

職員も今年の金城祭のテーマ「CHANGE」を意識して、変化に対応できることを示してくれました。

「過去最高の満足度を目指す」という目標のもと、商品選びから接客まで、最大限のおもてなしを心がけていたそうです。

その努力の結果もあってか、私が向かった14時頃には既に完売。

最後はラスト4枚まで特賞が出ないというドラマチックな展開だったとか。(笑)

満面の笑みの履修支援センタースタッフ


N1棟前で行われた書道部による書道パフォーマンスでは、4年間の集大成として自分たちの中にある「かっこいい」を惜しみなく出していきたい、という思いを込めてメンバー全員で作品を作り上げてくれました。

テンポよく大胆でかっこいい!!

書道パフォーマンスというと、大きな紙に墨で大きな字を書く、というイメージでしたが、それでだけではないことに驚きました。黒い紙に白やオレンジなどカラフルな色を使って、日本語だけでなく英語などをスラスラと書いていくパフォーマンスもあり、後ろではリズムにのって踊っていました。

見事なパフォーマンスでした

見ている観客はもちろん、書道部員も楽しそうでチームワークの良さを実感しました。


最後に

今なお新型コロナウイルスの影響が続く社会の中で、私たち自身がどのように変わり工夫して楽しむか、を考えられていて本当に充実した金城祭でした。

また、皆さんが共通して伝えてくれたのが、「小さなお子さんからお年寄りまで幅広く楽しんでいただきたい」という周りの人への思いと、支えてくれている人たちへの感謝の気持ちでした。私はこのメッセージから大学が存在意義として設定している「互いの尊厳を認め、互いを生かしあえる愛に基づく社会をつくる。」という社会を垣間見た気がしました。こうしたあたたかい気持ちを社会全体に広げていけたらいいなと思う取材班でした。

取材に協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。


金城学院大学のホームページはこちら


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