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金城学院大学と岐阜県加茂郡富加町が包括的連携協定を締結しました。

2023年7月3日、岐阜県加茂郡富加町と金城学院大学が、「若者や女性が活躍できる社会の実現」を目指し、幅広い分野での協力を進めるための包括的連携協定を締結しました。本学が自治体と包括協定を結ぶのは、守山区、尾張旭市に次いで3例目です。

富加町と金城学院大学との協力連協定締結式

https://www.u-presscenter.jp/article/post-51004.html 

富加町役場で行われた締結式には、金城学院大学の小室尚子こむろなおこ学長と板津徳次いたづのりつぐ町長が出席し、協定書に署名。お互いの強みを活かした取り組みを通じて、地域社会の持続的な発展を目指すことを確認しました。
小室学長は「次世代に向けたまちづくりに役立てることは何よりもうれしい」とあいさつ。板津町長は「若い女性たちから声が聞けるのはとてもありがたい。いろいろなアイデアを頂き、一緒に結果を出したい」と語りました。

富加町は、岐阜県中南部に位置する人口約5,800人の町で、「ちょうどいいまち」をキャッチフレーズに掲げています。かつて「消滅可能性都市」と位置付けられていた富加町は、若者や女性にとって魅力的なまちづくりを積極的に推進し、近年では岐阜県内でも有数の人口増加率を達成しています。

生活環境学部 長谷川直樹教授

一方、金城学院大学は、明治22年(1889年)創立の女子総合大学として、女性や若者の活躍を支援してきました。本協定は、生活環境学部の長谷川直樹教授が富加町の総合計画や総合戦略のアドバイザーを長年務めてきたことをきっかけに実現しました。

「まちづくり」
「子育て支援・地域福祉」
「産業・観光の振興とPR」
「教育・文化・スポーツの振興教育」
「人材育成」

5点を柱に、多様な分野で、継続的な連携を推進していきます。

協定締結後、金城学院大学の学生たちは富加町を訪れ、若者定住施策に関する研究活動を実施しています。生活環境学部環境デザイン学科4年生のゼミ生が行った研究の中間報告では、町長や町職員と意見交換を行い、若者の定住に効果的な政策の提案に向けた意見を収集しました。こうした活動を通じて、学生が実践的な学びを得るだけでなく、地域に新たな視点や活力をもたらしています。

金城学院大学と岐阜県富加町は、この協定を契機として、持続可能な地域社会の実現に向けて手を携え、互いの発展を目指して取り組みを進めていきます。

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富加町×金城学院大学プロジェクトとは?

2023年7月、金城学院大学と岐阜県富加町が包括的連携協定を締結。女性総合大学として若者や女性の活躍を支援する本学と、次世代に向けた魅力あるまちづくりを進める富加町が力を合わせることで、地域の未来を共に切り拓くためのさまざまなプロジェクトが動き出しています!