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広報取材班が行く! 恵愛祭、しらゆり祭

「広報取材班が行く!」の第1回は、
中学校の「恵愛祭」と 高校の「しらゆり祭」(いずれも9月22日、23日に開催)を取材してきました。


恵愛祭

まずは恵愛祭へ。あいにくの雨でしたが、来場者を迎えて開催できるのが3年ぶりということもあり、多くの来場者が訪れていました。

人気の展示では行列も

1年生のクラスでは、生徒たちが夏休みに作成した制作物の展示がされていました。

取材に協力してくれたAクラスの生徒は、

「小学生が見てもわかりやすいように工夫した」
「新聞などをよく調べて作成した」
「現地に行って調べた」

など、工夫したことや力を入れたことなどを説明してくれました。

それぞれの個性があふれ出す素敵な作品ばかりでした。

1年Aクラスの展示

2年生は学年テーマが「人を笑顔にする環境」

SDGsをテーマにした内容や、来場者参加型の展示・発表をしていました。

参加するために列を作って順番待ちをしているクラスもあり、全体的にとてもにぎわっていました。

Cクラスの黒板には美しい花火が描かれており、担当者も夏祭りの雰囲気を感じることができました。

2年Cクラスの黒板アート

3年生は学年のテーマ「NO WAR ~歴史を学び、未来へつなぐ~」に合わせ、多くのクラスが広島について展示・発表していました。

Eクラスでは展示物に関わるクイズを出題していただきました。

クイズは展示物をしっかり確認しなければ難しい内容で、問題だけでなく来場者に参加してもらう仕組みにも工夫がされていました。

3年Eクラスの生徒たち

生徒会企画の「Myクリップを作ろう」「花手紙」では、多くの来場者がそれぞれのオリジナルグッズを制作していました。

参加している方々がみなさんとても楽しそうに取り組んでいました。

これらの企画では、来場者の案内・誘導から制作方法の説明まで、全てが生徒主導で行われていたのです。

進行も円滑で、生徒の自主性や行動力の高さを実感いたしました。

My クリップ完成!
オリジナルクリップ

恵愛祭 2022年度のテーマは「花笑み」

このテーマには「1人1人が自分の個性を生かし輝き、周りの人も自然と笑顔になる」という想いが込められています。

まさにテーマのとおりの恵愛祭でした。 


 

しらゆり祭

充実していたなぁと実感しながら、次は高校のしらゆり祭へ。

校内を行き交う生徒たちは、クラスTシャツや部・クラブのTシャツなど様々な格好でとても華やかでした。

そんな中、生徒会副会長の矢野真里奈さんが取材に応じてくれました。

生徒会執行部 副会長の 矢野 真里奈 さん

準備で苦労したことやしらゆり祭への想いを伺うと、

「準備を始めたのは3月・4月頃、その時期には9月のコロナの状況が見えないので準備にはとても苦労しました。ただ、今日こうしてしらゆり祭の当日を3年ぶりに保護者の方をお迎えして実施することができたことは、努力が実ってとても嬉しいです。みんなで楽しく準備をしてきたので、それが来場者の方々に伝わってほしい。」

と笑顔で応えてくれました。

矢野さんたち生徒会が企画したクロッカスでは、生徒が作成したボールペンやキャンドルを販売していました。

ボールペンは訪れた11時頃にはすでに完売(1部販売分)。

また、フェアトレード品のカレーやドリップコーヒー、紅茶なども販売していました。

一番人気はなんとお湯を注ぐだけで本格コーヒーゼリーが作れる逸品。

パッケージもおしゃれに仕上がっていました。

クロッカスの利益はウクライナ募金を中心にユニセフや日本赤十字社などへ全額寄付するとのことでした。

一番人気のコーヒーゼリー
生徒が作成したボールペン
生徒が作成したキャンドル

取材を終えたすぐ隣の大アリーナでは、ちょうどバトン部の演技が始まるとのことでしたので早速中へ。

金城学院高校のバトン部といえば全国でも屈指の強豪クラブ、やはり圧巻の演技でした。

観覧している生徒たちの熱量もすごく、演奏音が聞こえなくなるのでは、そんな心配をしてしまうほどパワフルでした!

バトン部圧巻の演技

残念ながらここで取材時間が終了してしまい、有志で行っていた各クラスの展示発表は教室前を通るだけとなってしまいました。

それでもどのクラスも趣向を凝らしたテーマで装飾を行っており、とても充実している展示発表であることを垣間見ることはできました。

今年度のしらゆり祭のテーマは「Once upon a time」

このテーマには
「全校生徒それぞれの“人生の新しい1章”になってほしい」
という想いが込められているそうです。

初めて取材させていただいた私にとっても“人生の新しい1章”になりました。

恵愛祭もしらゆり祭も保護者が参加できるのは2019年以来3年ぶりでした。

今年の運営主体となる3年生の生徒たちは、先輩方がどのように来場者を迎えてきたのかを体験しないで今年を迎えていました。

そんな中でも1人1人がこの日のために手探りで夏休みに準備してきた努力を実感することができました。

生徒の皆さん、取材に協力してくれた皆さん、ありがとうございました!



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