環境デザイン学科学生が岐阜県富加町の魅力体験ツアーに参加しました。
2024年6月29日、生活環境学部環境デザイン学科の3年生と2年生27名が、岐阜県富加町で開催された「富加町の魅力発見ツアー」に参加しました。
このツアーは、本学と富加町が締結した包括的連携協定の一環として企画され、女子学生の視点から富加町の魅力を発見し、地域活性化への提案を目指す取り組みです。
学生たちは長良川鉄道を利用して富加町を訪問。
学生たちは長良川鉄道を使って富加町を訪れ、道の駅や寺、公園、カフェ、酒造場など、町のさまざまなスポットを18ヶ所巡りました。
また、特定の目的地に焦点を当て、その場所の活用方法について考える活動も行いました。
ツアー終了後には、富加町役場で町職員との意見交換会が開催されました。学生たちは、自身の体験をもとに若者にとって魅力あるまちづくりに関する意見を提案しました。
例えば、
「観光地へのアクセスが車頼りなので、交通手段や案内標識がもっと整備されると良い」
「道の駅をもっと活用できるデザインや導線が必要だと感じた」
「周囲の建物と似た外観のため視認性が低い」
などの具体的な指摘が挙がりました。これらの意見は、富加町の観光資源を活かす新たなアイデアとして役立つことが期待されています。
今回の意見交換を踏まえ、学生たちはさらなる検討を行い、12月には富加町関係者を対象とした提案報告会を実施する予定です。この活動は、学生が学んだ知識を実践に活かす貴重な機会となるだけでなく、富加町のまちづくりにも新たな視点を提供するものとなります。
今回のツアーの様子は中日新聞と岐阜新聞にも取り上げられ、地域との連携活動が広く紹介されました。学生たちが地域社会に向き合い、富加町の魅力を再発見しながら持続可能なまちづくりに貢献する本取り組みは、今後も注目を集めそうです。
● 大学生に「富加町の魅力発掘を」(中日新聞 2024年7月3日付朝刊)
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富加町×金城学院大学プロジェクトとは?
2023年7月、金城学院大学と岐阜県富加町が包括的連携協定を締結。女性総合大学として若者や女性の活躍を支援する本学と、次世代に向けた魅力あるまちづくりを進める富加町が力を合わせることで、地域の未来を共に切り拓くためのさまざまなプロジェクトが動き出しています!